人的資本経営の時代、
経営に資する人事になろう

課題解決HRBP®認定講座

2024年度 春夏学期 参加者募集

課題解決HRBP®認定講座とは

「課題解決HRBP®認定講座」とは、「戦略人事のプロ」として経営課題の解決を行うHRBP*を養成し、一般財団法人 生涯学習開発財団(文部科学省所管)「認定課題解決HRBP®」 の資格取得を行う講座です。
*Human Resource Business Partnerの略称

推薦者のメッセージ

一橋大学 経営管理研究科 経営管理専攻
名誉教授 伊藤 邦雄 様

  • 一橋大学商学部卒。同大学大学院商学研究科長・商学部長、同大学副学長を歴任
  • 三菱商事取締役、シャープ取締役、東京海上ホールディングス取締役、住友化学取締役、セブン&アイホールディングス取締役、東レ取締役等を歴任
  • 2014年 経済産業省による「持続的成長への競争力とインセンティブ〜企業と投資家の望ましい関係構築〜」プロジェクトで座長として成果をまとめた「伊藤レポート」を公表。国内外で大きな反響を呼び、その後の日本のコーポレートガバナンス改革を牽引した
  • 2020年 同じく経済産業省による「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」プロジェクトで座長として成果をまとめた「人材版伊藤レポート」、22年に「同2.0」を公表。現在の日本の人的資本経営の考え方の礎を築いた
Message

「人材版伊藤レポート」を公表してから、CHROの設置や人事部門の変革に着手する企業が増えてきました。変革を推進するには、様々なテーマに向き合わなくてはなりませんが、中でもCHROや人事部門と連動して活動するHRBPの存在が欠かせません。
しかし残念ながら、日本企業ではHRBPに対する理解が高まっていないのが現状です。そんな中で、本プログラムの新設の意義はとても大きく、心より期待するとともにできるだけの支援をしたく思っております。

一般財団法人 生涯学習開発財団
理事長 佐藤 玖美 様

  • 米国マサチューセッツ州ウェルズレイ大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー ニューヨーク支社に入社
  • その後、米国に進出する日本企業のコンサルティングを行うコスモ・インターナショナルを設立
  • 1986年 コスモ・ピーアールに入社、翌年、代表取締役に就任
  • 1996年より在日米国商工会議所(ACCJ)にて理事、会長、成長戦略タスクフォース副委員長等を歴任し、2015年に名誉会長就任
  • 2011年 PR WeekによりAgency Head of the Year in the Asia-Pacific 受賞
  • 2023年 一般財団法人生涯学習財団理事長就任
Message

変化の時代、経営者のビジネスパートナーとして、課題解決力を兼ね備えた人事のエキスパートの存在は、企業の変革・成長に欠かせない存在になってきています。本講座の受講を通して、経営視点と人事の専門性をしっかりと身につけ、ビジネス社会に対して、人的資本経営をリードできる人材を多数育成・輩出していかれるのを期待しています。

人事としてキャリアアップしていく中で、
さまざまな問題意識が出てきませんか?

  • 個別業務は詳しいが、人事の全体像や経営との関連性が見えない
  • 人事業務はわかるが、経営課題の解決方法がわからない
  • 自業界は詳しいが、HRMに関する世の中の事例を知らない
  • 知識として知ってはいても、自社・自業務にあてはめて考えたことがない
  • 自社・自分が基準になっており、客観的目線で見られなくなっている
  • 社外で学ぶ場がなく、知識や人脈が固定化・陳腐化している
  • いざ仕事で困った時に、同じ境遇や目線を持つ相談相手がいない

そんな問題意識にお応えする課題解決HRBP認定講座7つの特徴

01

経営と人事の全体像把握

「経営」と「人事」の視点から、考えるべきイシューの全体像を体系化して学ぶ

02

課題解決力の体得

課題解決に必要となる仮説思考などの関連スキルを並行して体得する

03

ゲストスピーカー講演

各界の第一線で活躍するゲストスピーカーによる講演で、HRMの事例を知る

04

自社での実践

講義期間内で実際に自社の経営課題について考え、解決提案をまとめる

05

他者からの助言

同じ目線で学ぶ仲間から、他社HRBPとしての客観的目線でアドバイスが得られる

06

ライフタイムラーニング

一度講座を修了した人は、翌期以降に開催される本講座にずっと無料で参加可能

07

アルムナイネットワーク

講座の修了者をアルムナイとしてネットワーキング。いざ困った時にアドバイスが得られる

講座のアプローチ

「HRマネジメントに関する幅広い知識」と「課題解決のスキル」に基づき、自社の抱えるHRに関する課題についてワークショップで検討を深めていきます

プログラム

01

HRイシュー全体像の理解自社のHR論点を仲間とともに描き、仮説を立て、検証する

採用・育成・評価・配置などのHRが考えるイシューの全体像と、それらがいかに互いにつながり、最終的に経営戦略の目標達成にもつながっていくのかを理解します

02

自社の課題解決検討課題解決HRBPが考えるHRイシューの全体像を経営目線で紐解く

グループを組み、自社のHR論点の検討に取り組みます。グループメンバー全員の所属企業それぞれについてメンバー全員で協力して検討を行うことで、互いの知識や異なる視点からの学びを得ることができます

03

課題解決提案・相互アドバイス自社への提案をまとめ、学びを基に他社へのアドバイスを行う

グループで検討した結果に基づき、自社に対してHRのプロとしての提案をまとめ、発表します。さらに、他グループのレポートに対して、HRのプロ目線で客観的なアドバイスを行います

カリキュラム

HRMテーマ講義 課題解決スキル ワークショップ
DAY1
開講式
人事戦略① 経営戦略に資する人事戦略とは

目的と論点

クリフトンストレングス®
自社分析に基づく課題認識あわせ
DAY2
人事戦略② 採用・育成について考える

仮説と検証

テーマ議論、論点ツリーの補足、論点ツリー議論、仮説検証の補足
DAY3
人事戦略③ 評価・配置について考える

論理の構造化

仮説議論、ピラミッド構造議論
DAY4
人事戦略④ タレントマネジメントについて考える

ストーリー作成

中間発表(仮説ストーリーまとめ)
DAY5
人事戦略⑤ 企業文化・組織開発について考える

資料作成

最終発表に向けた議論・確認
DAY6
最終発表会
閉講式

プレゼンテーション

最終発表

講座修了後も学び続けられる環境を
ご用意しています

ライフタイムラーニング

一度講座を修了した受講生は、その後の講座にも無料で参加可能。毎年の参加者の最終提案レポートのうち、優秀作品を全修了生に共有

アルムナイネットワーク

「いざ困った時」に同志からアドバイスがもらえるよう交流を維持し、卒業生のHRBPとしての活躍を支援

講座内容の詳しいご案内資料を
ダウンロードできます

これまでのゲストスピーカー

神戸大学大学院 経営学研究科
教授 服部 泰宏 様

  • 神戸大学大学院経営学研究科 教授。
  • 国立大学法人滋賀大学専任講師、同准教授、国立大学法人横浜国立大学准教授、国立大学法人神戸大学准教授を経て、 2023年4月より現職。
  • 日本企業における組織と個人の関わりあいや、ビジネスパーソンの学びと知識の普及に関する研究、人材の採用や評価、育成に関する研究に従事。
  • 2010年および2022年に組織学会高宮賞、 2014年に人材育成学会論文賞、2020年に日本労務学会学術賞などを受賞。
Message

人的資本経営へのシフトが進む今、採用や育成といった個別のファンクションを超えて、人事の問題を総合的に、俯瞰的に、そして多角的に検討できるHRBP(ヒューマン・リソース・ビジネス・パートナー)の育成は、日本において待ったなしの課題である。そしてそのような一流の人材の育成は、①現場での良質な経験だけでなく、②その経験を相対化し、自社の戦略と結びつけるような高い視座を提供する内省機会、さらには③自身が一流である講師やメンター陣との濃密な相互作用を通じてしか、達成し得ない。本プログラムに期待するところ大である。

ジャパンハート
創設者・小児外科医 吉岡 秀人 様

  • 大分医科大学(現 大分大学医学部)卒業
  • 1995年、ミャンマーにて医療支援を開始。
  • 1997年、小児外科医師として国立岡山病院にて勤務、2001年からは川崎医科大学にて勤務。
  • 2004年、「ジャパンハート」を設立。短期間で海外の医療支援活動に参加できるスキームを確立した。
  • 2017年、ジャパンハート最高顧問に就任。現在も移動を続けながら年間3分の2を海外の医療活動に充てる。※現在では年間700人以上がジャパンハートの海外医療活動に参加。これまで行った無償の医療活動は26万件を超える。
  • 2021年12月「第69回菊池寛賞」受賞。
Message

海外から長い間、日本を相対化していると日本の弱点もよく理解できる。今の日本は停滞する経済状況の中でも年長者が組織の上部に詰まり若い世代にチャンスが少ないこと、かつての経済的隆盛の時期に世界から学ぶ気概を失い、未だにそのシステム構築が脆弱なこと、好調期には明らかに強みを発揮する日本的協働性や同調性は、一旦不調のスパイラルに突入するとダイバーシティとその理解の不足によって、将棋倒しの如く不調を止めらなくなること、など。謙虚に、俯瞰的に世界と時勢を感知し、日本的な内向的人的資本経営という観点のみならず、個から発せられる外向的な人的資本経営という視点も加えて、組織の再構築を促し、より多才で、多様な人材配置と育成をすることが日本の組織には必須になっていると思う。

GroupeSEB Japan
(現T-Fal、前日本IBMエンゲージメント部長)
HR Director 花田 尚美 様

  • 上智大学外国語学部卒業
  • Stanford University Graduate School of Business修了
  • 日本アイ・ビー・エム株式会社入社、IBMアジアパシフィック東京、同香港Human Resourcesに勤務
  • コミュニケーション、リーダー育成、ダイバーシティ、 HRBP, 採用、エンゲージメントにてマネジメント職を歴任
  • 2020より現職
  • すべての人が潜在能力を発揮し、多様な仲間と協業を楽しみ、モチベーション高く活躍する環境構築に情熱を注ぐ日々
  • グローバル女子会(GWA)やスタンフォード大学でDE&Iに関するデザインシンキングワークショップを開催するなど
  • ダイバーシティやエンゲージメント推進の第一人者
Message

コロナは、“はたらく”を大きく変え、AIは仕事をアップデートさせる。従業員は働く意義や、やりがいを真剣に考えるようになり、企業は優秀な人材から選ばれ続ける必要がある。人事部門は、経営戦略と人材戦略を融合させた人的資本経営の中核を担うことが求められるようになり、それは調整型人事からのパラダイムシフトを意味する。ビジネスの成長と成功を支えるBPHR業務はチャレンジングでタフで刺激的だ。経営メンバーの一員として最適解と戦略策定とスピーディーな実装の日々。従業員ニーズを嗅ぎ分け、自分らしく自律して能力を活かせる環境構築はビジネスの成功につながる。新たな価値創造に向けた戦略、決断、実行のためには、とぎすまされたスキルや知識の習得が不可欠である。知性に裏付けされた自信は活躍の源となり、可視化された貢献はHRBPの絶対条件である信頼を引き寄せる。人事Professionalにとって最高におもしろい変化が加速している。

花王株式会社
人財戦略部門 部長(運営推進担当) 荘村 孟 様

  • 1992年4月 花王株式会社 入社 人事グループ配属
  • 1999年9月 花王化粧品販売株式会社 人事部出向
  • 2004年5月 人材開発グループ 採用チーム グループリーダー
  • 2006年10月 人材開発グループ 教育チーム グループリーダー
  • 2013年1月 人材開発部 教育研修課長
  • 2019年1月 ケミカル事業部門 部長(人事担当)
  • 2022年1月 コンシューマープロダクツ事業統括部門 人財開発グループ シニアマネジャー
  • 2023年1月より現職
  • 人事戦略の先進企業における中心として活躍中
Message

ビジネススクールでは繰り返しヒト・モノ・カネそして情報が重要な経営資源であると教えられてきた。組織は人であり、人材の重要性を否定する人はいないだろう。しかし、マネジメントの現場においてはコストとしての人件費が強く意識され、人事部門は経営と現場のはざまでかじ取りを強いられてきた側面は否めない。人的資本経営が脚光を浴びる中、経営の視点で人事戦略を立案・推進できる人材が求められるが、担い手は充分育っているだろうか?この新たなステージで必要な知識・スキルを獲得するためには、多様なメンバーが集い、語り合う「場」が必要と考えている。

アサヒビール株式会社
理事 人事総務部 部長 河向 恵 様

  • 1993年4月 アサヒビール(株)入社
  • 1993年9月 大阪支社南支店営業担当
  • 1997年9月 本社 流通企画部
  • 1999年9月 本社 人事戦略部
  • 2003年4月 近畿圏本部 総務部 課長
  • 2009年9月 四国統括本部 総務部長
  • 2011年12月 九州統括本部 総務部長
  • 2018年4月 中部統括本部 総務部長
  • 2021年9月 本社 人事総務部長
  • 2022年4月 本社 理事 人事総務部長を経て現在に至る
  • 人事を24年間勤め、正にHRBPを経験したCHROとして活躍中
Message

事業は人なり・・・この言葉通り、創業者の思いを継承し、未来においても必要とされ続ける企業となるためには、一番重要なリソースである「人」にどう向きあえる企業なのか?経営と社員の橋渡し役であるHRBPが何を目指し、経営をどうリードしているのか?を大いに問われる時代です。
HRBPには
①経営者の視点や視座で、将来を見据えた事業戦略を深く理解し、経営者の参謀として提言できること
②誰よりもその事業に携わる社員の思いを理解し、その成長を加速させること
③自身が市場価値あるプロであり、両者から信頼を勝ち取れる、人間力ある人であること
が求められると思います。
本講座は、異業種の皆さんと一緒に、これからのHRBPとはどうあるべきなのか?人間力とスキルの両面を体系的に学べる上に、認定資格や人脈形成等、将来にわたっての強い武器を獲得できると思います。この講座の卒業生の方々が、真のHRBPとして、日本だけなく、世界でも活躍していただけることを大いに期待しています。

味の素エンジニアリング株式会社
コーポレート本部副本部長兼執行役員人事部長 宮川 隆史 様

  • 1990年 味の素入社 中国支店(5年)、京都営業所(5年)、大阪支社(1年)
  • 2001年 広報部 グループ内広報・メディア広報
  • 2005年 人事部 業務革新グループ コーポレート業務革新プロジェクト
  • 2007年 経営企画部 ビジネスポートフォリオ検討プロジェクト
  • 2007年 味の素カルピスビバレッジインドネシア(株)出向 飲料経営、アドミニ、開発・マーケティング
  • 2011年 化成品部 香粧品リテイルグループ 化粧品事業管理、フルフィルメント(Jino:通販)
  • 2013年 人事部 グローバル人事グループ 教育・研修、採用
  • 2016年 北海道味の素(株)出向 人事・総務
  • 2018年 人事部 人財開発グループ キャリア支援
  • 2022年 味の素エンジニアリング(株)出向 執行役員人事部長を経て現在に至る。
  • 人事の他に、広報、経営企画、グループ会社を知る組織開発の第一人者
Message

人事部で採用、育成、キャリア支援の責任者を務め、昨年から評価、タレントマネジメントに携わる中で、いつの時代も会社を支えるのは人であり、一人ひとりの成長こそが企業成長そのものであることを実感しています。 この数年、若手社員の離職が経営の課題となり、採用、育成に関わった者として、本質的な原因が何か、どうすれば解決につながるのか、考え抜く機会に遭遇しました。関係者と連携しながら仮説を検証し、経営への提言を行う過程で、鍵は現場にあり、解決するには採用、育成、評価、配置、タレントマネジメントといった人事の実務経験だけでなく、全体構想を描くための体系的な学び、一歩引いて全体を見る組織の必要性を強く感じました。 この講座にはそのエッセンスが詰まっています。日々の業務に向き合いながら多様な受講生と議論を深める半年間で、皆さんご自身がそれを体感されることを確信しています。

プログラム監修者のメッセージ

多摩大学大学院 経営情報学研究科
教授 佐々木 弘明

神戸大学大学院経営学部修了(経営学修士/MBA)。北海道拓殖銀行の破綻経験、藤沢薬品の合併経験、アステラス製薬(総合教育研究所)の「明日は変えられる」プロジェクト、コーチングアワード受賞(2010年)、田辺三菱製薬のキャリア形成支援厚生労働大臣賞受賞(2014年)経験あり。経験を理論に、理論を実践にがモットー、個人・組織・社会の三方良しが教育方針。神戸大学大学院金井壽宏教授に師事し、コミットメント、モチベーション・キャリアが専門分野。神戸大学ビジネスカリキュラム策定委員、神戸大学MBA 人材育成構想委員の経験も持つ

Message

経営戦略に資する人事戦略とは何か。銀行員として、経営戦略についていくつもの事例に接してきました。また製薬会社の人事部門の責任者として、人事戦略とは何かを体感してきました。働きながら人事戦略のいろはを学び、経験を理論に、理論を実践に活かし、持論(言語化)に昇華することを学んできました。残念ながら、昨今の人事部門は仕事の効率化・細分化に捉われ、全体を俯瞰できる人事のプロフェッショナルが激減しています。また人的資本経営の情報開示の義務化に備え、何をすればよいのかわからないという問い合わせを、多くいただいています。日本的経営の心臓部である人事部門の再興のために、今回一念発起し、本プログラムの総監修を引き受けることといたしました。是非、人事のHRBP、CHROを目指す方たちが集い、学びの場となることを祈念しています。

株式会社プレセナ・ストラテジック・パートナーズ
代表取締役社長・グローバルCEO 高田 貴久

東京大学理科Ⅰ類中退、京都大学法学部卒業、シンガポール国立大学EMBA卒業。アーサー・D・リトル、マブチモーター 経営企画部、ボストン・コンサルティング・グループを経て、創業。問題解決などの思考領域に軸足を置くが、創業社長引退後のマブチモーターにおいて経営企画として全社の目標管理(MBO)制度構築、組織KPI設計などを手がける。プレセナ創業後はミッションに掲げる「心のふるさと」を目指し、HR領域においてもユニークな施策を数多く展開。その結果、17年連続成長、年間退職者1名未満、年間休日150日以上、平均年収1000万円以上の組織を構築。10年以上の学生向け就活支援の実績もあり就活本も刊行

Message

いつもは「思考系領域の高田」なのですが、この講座では初めて「創業者の高田」という観点から皆さまにお話をしたいと考えています。私はコンサルという経営戦略側の立場からキャリアをスタートさせました。しかしマブチでは、戦略だけでは人や組織は動かず、大きな仕事は成し遂げられないことを目の当たりにし、HRMの重要性を痛感しました。当社はお陰様で今、グローバルで100名を超える規模に成長しました。しかしその歴史はずっと「経営として思い描くこと」を、いかに「組織として実現するか」の模索でした。私は元が「人事」ではなかったからこそ、「人事の世界」では非常識なことを多々行ってきました。例えば給与は全員に公開、社員は自分で所属組織を選べ、上司は部下に裁量給を直接払うことができる、など。
本講座では「経営に資する人事」とは何かについて、経営側の視点と、HRM側の視点から、私の拙い体験談も含めて皆さまにお伝えできればと考えております。ご参加をお待ちしております!

激動時代、HRBPの活躍が求められています

HRBPとは「戦略人事のプロ」

HRBP(Human Resource Business Partner)とは、経営者や事業責任者のパートナーとしての視点から、組織の成長を促す「戦略人事のプロ」を指します。ミシガン大学ビジネススクールのデイビッド・ウルリッチ氏によって提唱された概念であり、人事観点とビジネス観点の両面を橋渡ししながら、事業成長をサポートします。
HRBPは近年、日本においても導入が進んでいます。そのような流れの中で改めて、欧米の事例そのままではない、日本の各企業の状況に適したHRBPのあり方について、注目が集まっています。

HRBPで「攻めの人事」を実現する

HRBPは従来の人事機能と比較して「攻めの人事」と称されます。従来は「攻め」ができる人材の多くは事業推進の役割を与えられ、人事部門には「守り」として管理に長けた人材が多く配置されてきました。しかし急激な環境変化や、人材獲得競争の激化など、厳しい事業環境に適応するために、戦略人事を司るHRBPの必要性が高まっています。
加えて、人材を資本として捉えてその価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」を目指し、人的資本情報開示の動きも進んでいます。そのような環境変化の中で、「攻めの人事」を達成するHRのプロに対するニーズは各社で急激に高まりを見せており、特に上場企業などでは待ったなしの状態です。

HRBPの育成・獲得が急務

これまでの日本企業では、終身雇用・メンバーシップ型雇用など日本特有の働き方もあり、事業環境にも理解のある人事のプロが育ちやすい環境があったと言えます。しかしながら今後は日本でもジョブ型雇用への切り替えや人材の流動性の高まりなどから、なかなかこれまでのようにはHRのプロが育ちづらい環境にもなっています。
こういった環境変化の中、人的資本経営の観点から経営陣に有用な提言ができる「HRBP」人材の育成・獲得が急務となっています。

プレセナならではの
「課題解決HRBP」認定

「経営視点」での課題解決力

プレセナは創業来、「経営に資する人材育成」をテーマに多くのお客様の経営課題に向き合い、さまざまなサービスを提供してきました。またその方法論を受講者に展開することで、数多くの経営者育成アカデミーや経営課題解決ワークショップを手がけてきました。
課題解決とは「課題の設定」「課題の解決」の大きく2つから構成されます。HRBPの「課題の設定」のポイントは、HRのプロとして取り組むべきイシューの全体像を、経営目線で捉えることです。HR目線では複数の部門にまたがるような課題も、経営目線で見れば1つの大きな課題かもしれません。個別の部門や役割を越えて、課題を捉え直すスキルがここでは求められます。
「課題の解決」のポイントは、HRが採り得るありとあらゆる施策を駆使して、本当に経営課題の解決に資する打ち手を考えるということです。時には人事にとっての常識を越えて、自社に本当に必要な仕組み・制度を一から作り出すことも必要になるかもしれません。

「経営」と「人事」に対する深い知見

プレセナの主なサービス領域は「育成」ですが、実効的で持続性のある効果的な人材育成を実現するために、私たちは企業における「経営」と「人事」の重要なルーチンについて常に考え続けてきました。そして、これら2つのルーチンの整合化を考えることこそがHRBPに求められる役割であると考えています。
「経営」ルーチンとは、経営理念やビジョンを元に戦略を策定し、実行計画を描き、部門目標に落とし込み、個人の目標管理や評価で実行につなげるというMBO(目標管理)ルーチンです。「人事」ルーチンとは、経営理念やビジョンを元に人材ビジョンを描き、能力要件・昇格要件・等級制度を定め、評価・育成・配置・ローテーションやタレントマネジメントによって人材を強化するというHRM(人材マネジメント)ルーチンです。
この2つのルーチンは本来的には不可分一体であり整合化している必要があるのですが、企業においては経営企画・経営管理・人事・人材開発など複数の部門にまたがってしまい、結果として非整合していることも少なくありません。

「実体験」から学び、「お互い」から学ぶ

数多くの経営幹部育成研修を手掛けてきたプレセナにおいては、エグゼクティブ教育で大切にしていることが2つあります。それは「実体験」から学ぶこと、そして「お互いから学ぶ」ことです。
本講座においては、講義においてフレームワークやセオリーを学ぶことに加え、プレセナが接点を持つ各界の第一線で活躍するゲストスピーカーをお招きし、生の実体験に基づく様々な体験談をお話しいただきます。またプログラム参加者がお互いにHR領域における経営課題を持ち寄り、お互いの持つ知見なども含めたアドバイスを行います。

アルムナイネットワークで「いざ」という時に

課題解決HRBPの認定資格を取得する大きな意味は「ライフタイムラーニング」と「アルムナイネットワークへの参加」であると私たちは考えています。
企業を取り巻く環境は日々激変しています。法令が改正された、パンデミックが起きた、会社が吸収合併された、労働争議が起きた、査察が入ったなど、いつ何が起きるかわからない時代において、「いざ」という時に頼れる同志がいるというのは心強いものです。
本講座では「ライフタイムラーニング」というコンセプトの元、一度本講座に参加した方は一生涯参加して知識や人脈をアップデートしていただける設計としています。本講座で生み出される「アルムナイネットワーク」は、みなさんのHRBPとしての人生を強力にサポートしてくれるでしょう。

募集要項

募集対象者 ・HRBPとして今後、経営課題の解決に関わる方
・広く「経営」と「人事」についての知見を深めたい方
・同じ目線・問題意識を持つ人たちのネットワークを広げたい方
開催時期 春夏学期 6月~9月
秋冬学期 11月~2月
募集人数 一次募集 定員20名
二次募集 若干名
受講料 418,000円(税込)
※講義料、認定試験受験料、eラーニング受講料、会場費などすべて含む
お支払い方法 法人でのお支払い ・・・請求書払い
個人でのお支払い ・・・クレジットカード決済 または 銀行振込
※インボイス対応の領収書を発行することが可能です
お申し込み方法 当社営業担当に直接ご連絡いただくか、当ウェブサイトよりお申し込みください

特定商取引法に基づく表記はこちら

開催日程

2023年度 秋冬学期

※好評のうちに終了しました

2024年度 春夏学期

日時 実施形式 会場
DAY1 2024年5月11日(土)13:00-17:00 対面 アスコット丸の内東京(アスコット+サマセット)
DAY2 2024年5月29日(水)18:00-21:30 オンライン Zoom
DAY3 2024年6月12日(水)18:00-21:30 オンライン Zoom
DAY4 2024年6月22日(土)13:00-17:00 対面 アスコット丸の内東京(アスコット+サマセット)
DAY5 2024年7月25日(木)18:00-21:30 オンライン Zoom
DAY6 2024年8月10日(土)10:00-17:00 対面 アスコット丸の内東京(アスコット+サマセット)

2024年度 秋冬学期

※2024年11月開講予定(2024年6月頃より申込開始予定)

課題解決HRBP®の認定について

資格概要

一般社団法人 生涯学習開発財団後援の「認定課題解決HRBP資格」は、戦略人事のプロとして「人事」と「経営」の橋渡しをしながら経営課題の解決をする力を持つ「課題解決HRBP」のための民間資格です。認定課題解決HRBPは、HRMに関する知識と課題解決力やアルムナイの人脈を活用し、企業全体・関連会社・事業部など幅広い対象向けに経営やマネジメントに関するアドバイスやサポートを行います。

認定試験概要

受講対象 プレセナアカデミー「課題解決HRBP®認定講座」受講者
受験申請方法 講座の修了時点でご申請いただけます
受験料 無料(講座料金に含みます)
受験申請条件 (1) プレセナアカデミー「課題解決HRBP®認定講座」の全講座・eラーニングを受講
(2) 自社を含む3社の経営課題に対し、HRBP観点からの課題解決レポートを作成

認定後援団体

一般財団法人 生涯学習開発財団
設立許可 文部科学省 生涯学習制作局 生涯学習推進課
設立年月日 昭和58年(1983年)4月1日
代表者 理事長 佐藤 玖美

よくあるご質問

プレセナアカデミー全般に関するご質問

プレセナアカデミー公式サイトFAQをご覧ください

課題解決HRBP認定講座に関するご質問

サービス全般について
Q. 対面講義の回は、オンラインでの参加は不可でしょうか?
A. オンラインでの参加も可能です。対面講義の回についてもハイフレックス型で講義を行いますので、同内容をオンラインで配信いたします。
Q. 想定している主な参加者はどのような方でしょうか?
A. 人事の特定分野で実務経験のある若手~中堅の方、マネジメント経験はあるものの人事分野経験の少ない管理職や幹部の方、グループ会社や関連会社に出向して人事の職に就かれた方などを想定しています。
講座受講について
Q. 欠席した場合のフォローアップについて教えてください
A. 欠席される方のために講義を録画し、PLS(弊社eラーニングシステム)にて後日受講できるようフォローアップする予定です。
資格認定について
Q. こちらの資格は公的なものでしょうか
A. 資格には「国家資格」「公的資格」「民間資格」がありますが、本資格は「民間資格」となり、財団法人や社団法人などが独自に認定するものです。有名なものだとTOEIC、秘書検定、産業カウンセラー、コーチング資格などがあります。
Q. 取得した資格の使い道を教えてください
A. まだ新しい民間資格であるため使い道は広くないのが現状ですが、名刺・プロフィール・履歴書に書くことで、自称ではなく公称の「HRBP」としてご活躍いただけると考えています。
Q. 講座を修了すると必ず資格認定されますか?
A. 「受験申請条件」を満たす方については、申請すれば必ず資格認定されます。また業務都合による欠席やレポート提出の遅延など、受験申請条件を満たさない可能性がある場合には、予めご相談をいただければ対応いたしますのでご安心ください。

お問い合わせ

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