人的資本経営の時代、
経営に資する
人事になろう
一般財団法人生涯学習開発財団 後援
課題解決HRBP®認定講座
人事としてキャリアアップしていく中で、
さまざまな問題意識が出てきませんか?
- 個別業務は詳しいが、人事の全体像や経営との関連性が見えない
- 人事業務はわかるが、経営課題の解決方法がわからない
- 自業界は詳しいが、HRMに関する世の中の事例を知らない
- 知識として知ってはいても、自社・自業務にあてはめて考えたことがない
- 自社・自分が基準になっており、客観的目線で見られなくなっている
- 社外で学ぶ場がなく、知識や人脈が固定化・陳腐化している
- いざ仕事で困った時に、同じ境遇や目線を持つ相談相手がいない
課題解決HRBP®認定講座とは
「課題解決HRBP®認定講座」は、「戦略人事のプロ」として経営課題の解決を行うHRBP*を養成し、一般財団法人生涯学習開発財団(文部科学省所管)の資格認定後援事業より後援を受け、「認定課題解決HRBP」
の資格取得を行う講座です。
*Human Resource Business Partnerの略称
課題解決HRBP認定講座7つの特徴
経営と人事の全体像把握
「経営」と「人事」の視点から、考えるべきイシューの全体像を体系化して学ぶ
課題解決力の体得
課題解決に必要となる仮説思考などの関連スキルを並行して体得する
ゲストスピーカー講演
各界の第一線で活躍するゲストスピーカーによる講演で、HRMの事例を知る
自社での実践
講義期間内で実際に自社の経営課題について考え、解決提案をまとめる
他者からの助言
同じ目線で学ぶ仲間から、他社HRBPとしての客観的目線でアドバイスが得られる
ライフタイムラーニング
一度講座を修了した人は、翌期以降に開催される本講座にずっと無料で参加可能
アルムナイネットワーク
講座の修了者をアルムナイとしてネットワーキング。いざ困った時にアドバイスが得られる
プレセナならではの
「課題解決HRBP」認定
「経営視点」での課題解決力
プレセナは創業来、「経営に資する人材育成」をテーマに多くのお客様の経営課題に向き合い、さまざまなサービスを提供してきました。またその方法論を受講者に展開することで、数多くの経営者育成アカデミーや経営課題解決ワークショップを手がけてきました。
課題解決とは「課題の設定」「課題の解決」の大きく2つから構成されます。HRBPの「課題の設定」のポイントは、HRのプロとして取り組むべきイシューの全体像を、経営目線で捉えることです。HR目線では複数の部門にまたがるような課題も、経営目線で見れば1つの大きな課題かもしれません。個別の部門や役割を越えて、課題を捉え直すスキルがここでは求められます。
「課題の解決」のポイントは、HRが採り得るありとあらゆる施策を駆使して、本当に経営課題の解決に資する打ち手を考えるということです。時には人事にとっての常識を越えて、自社に本当に必要な仕組み・制度を一から作り出すことも必要になるかもしれません。
「経営」と「人事」に対する深い知見
プレセナの主なサービス領域は「育成」ですが、実効的で持続性のある効果的な人材育成を実現するために、私たちは企業における「経営」と「人事」の重要なルーチンについて常に考え続けてきました。そして、これら2つのルーチンの整合化を考えることこそがHRBPに求められる役割であると考えています。
「経営」ルーチンとは、経営理念やビジョンを元に戦略を策定し、実行計画を描き、部門目標に落とし込み、個人の目標管理や評価で実行につなげるというMBO(目標管理)ルーチンです。「人事」ルーチンとは、経営理念やビジョンを元に人材ビジョンを描き、能力要件・昇格要件・等級制度を定め、評価・育成・配置・ローテーションやタレントマネジメントによって人材を強化するというHRM(人材マネジメント)ルーチンです。
この2つのルーチンは本来的には不可分一体であり整合化している必要があるのですが、企業においては経営企画・経営管理・人事・人材開発など複数の部門にまたがってしまい、結果として非整合していることも少なくありません。
「実体験」から学び、「お互い」から学ぶ
数多くの経営幹部育成研修を手掛けてきたプレセナにおいては、エグゼクティブ教育で大切にしていることが2つあります。それは「実体験」から学ぶこと、そして「お互いから学ぶ」ことです。
本講座においては、講義においてフレームワークやセオリーを学ぶことに加え、プレセナが接点を持つ各界の第一線で活躍するゲストスピーカーをお招きし、生の実体験に基づく様々な体験談をお話しいただきます。またプログラム参加者がお互いにHR領域における経営課題を持ち寄り、お互いの持つ知見なども含めたアドバイスを行います。
アルムナイネットワークで「いざ」という時に
課題解決HRBPの認定資格を取得する大きな意味は「ライフタイムラーニング」と「アルムナイネットワークへの参加」であると私たちは考えています。
企業を取り巻く環境は日々激変しています。法令が改正された、パンデミックが起きた、会社が吸収合併された、労働争議が起きた、査察が入ったなど、いつ何が起きるかわからない時代において、「いざ」という時に頼れる同志がいるというのは心強いものです。
本講座では「ライフタイムラーニング」というコンセプトの元、一度本講座に参加した方は一生涯参加して知識や人脈をアップデートしていただける設計としています。本講座で生み出される「アルムナイネットワーク」は、みなさんのHRBPとしての人生を強力にサポートしてくれるでしょう。
推薦者のメッセージ
一橋大学 経営管理研究科 経営管理専攻
名誉教授 伊藤 邦雄 様
- 一橋大学商学部卒。同大学大学院商学研究科長・商学部長、同大学副学長を歴任
- 三菱商事取締役、シャープ取締役、東京海上ホールディングス取締役、住友化学取締役、セブン&アイホールディングス取締役、東レ取締役等を歴任
- 2014年 経済産業省による「持続的成長への競争力とインセンティブ〜企業と投資家の望ましい関係構築〜」プロジェクトで座長として成果をまとめた「伊藤レポート」を公表。国内外で大きな反響を呼び、その後の日本のコーポレートガバナンス改革を牽引した
- 2020年 同じく経済産業省による「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」プロジェクトで座長として成果をまとめた「人材版伊藤レポート」、22年に「同2.0」を公表。現在の日本の人的資本経営の考え方の礎を築いた
「人材版伊藤レポート」を公表してから、CHROの設置や人事部門の変革に着手する企業が増えてきました。変革を推進するには、様々なテーマに向き合わなくてはなりませんが、中でもCHROや人事部門と連動して活動するHRBPの存在が欠かせません。
しかし残念ながら、日本企業ではHRBPに対する理解が高まっていないのが現状です。そんな中で、本プログラムの新設の意義はとても大きく、心より期待するとともにできるだけの支援をしたく思っております。
一般財団法人 生涯学習開発財団
理事長 佐藤 玖美 様
- 米国マサチューセッツ州ウェルズレイ大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー ニューヨーク支社に入社
- その後、米国に進出する日本企業のコンサルティングを行うコスモ・インターナショナルを設立
- 1986年 コスモ・ピーアールに入社、翌年、代表取締役に就任
- 1996年より在日米国商工会議所(ACCJ)にて理事、会長、成長戦略タスクフォース副委員長等を歴任し、2015年に名誉会長就任
- 2011年 PR WeekによりAgency Head of the Year in the Asia-Pacific 受賞
- 2023年 一般財団法人生涯学習財団理事長就任
変化の時代、経営者のビジネスパートナーとして、課題解決力を兼ね備えた人事のエキスパートの存在は、企業の変革・成長に欠かせない存在になってきています。本講座の受講を通して、経営視点と人事の専門性をしっかりと身につけ、ビジネス社会に対して、人的資本経営をリードできる人材を多数育成・輩出していかれるのを期待しています。
プログラム
「HRマネジメントに関する幅広い知識」と「課題解決のスキル」に基づき、自社の抱えるHRに関する課題についてワークショップで検討を深めていきます
プログラムの進め方
HRイシュー全体像の理解自社のHR論点を仲間とともに描き、仮説を立て、検証する
採用・育成・評価・配置などのHRが考えるイシューの全体像と、それらがいかに互いにつながり、最終的に経営戦略の目標達成にもつながっていくのかを理解します
自社の課題解決検討課題解決HRBPが考えるHRイシューの全体像を経営目線で紐解く
グループを組み、自社のHR論点の検討に取り組みます。グループメンバー全員の所属企業それぞれについてメンバー全員で協力して検討を行うことで、互いの知識や異なる視点からの学びを得ることができます
課題解決提案・相互アドバイス自社への提案をまとめ、学びを基に他社へのアドバイスを行う
グループで検討した結果に基づき、自社に対してHRのプロとしての提案をまとめ、発表します。さらに、他グループのレポートに対して、HRのプロ目線で客観的なアドバイスを行います
カリキュラム
HRMテーマ講義 | 課題解決スキル | ワークショップ | |
---|---|---|---|
DAY1 | 人事戦略① 経営戦略に資する人事戦略とは |
目的と論点 |
自社分析に基づく課題認識あわせ |
DAY2 | 人事戦略② 採用・育成について考える |
仮説と検証 |
テーマ議論、論点ツリーの補足、論点ツリー議論、仮説検証の補足 |
DAY3 | 人事戦略③ 評価・配置について考える |
論理の構造化 |
仮説議論、ピラミッド構造議論 |
DAY4 | 人事戦略④ タレントマネジメントについて考える |
ストーリー作成 |
中間発表(仮説ストーリーまとめ) |
DAY5 | 人事戦略⑤ 企業文化・組織開発について考える |
資料作成 |
最終発表に向けた議論・確認 |
DAY6 | 最終発表会 |
プレゼンテーション |
最終発表 |
これまでのゲストスピーカー
一橋大学
経営管理研究科 経営管理専攻
名誉教授
伊藤 邦雄 様
花王株式会社
人財戦略部門
部長(運営推進担当)
荘村 孟 様
神戸大学大学院
経営学研究科
教授
服部 泰宏 様
アサヒビール株式会社
理事 人事総務部
部長
河向 恵 様
GroupeSEB Japan
(現T-Fal、前日本IBMエンゲージメント部長)
HR Director
花田 尚美 様
味の素エンジニアリング株式会社
コーポレート本部副本部長兼
執行役員人事部長
宮川 隆史 様
ジャパンハート
創設者・小児外科医
吉岡 秀人 様
プログラム監修者のメッセージ
多摩大学大学院 経営情報学研究科
教授 佐々木 弘明
神戸大学大学院経営学部修了(経営学修士/MBA)。北海道拓殖銀行の破綻経験、藤沢薬品の合併経験、アステラス製薬(総合教育研究所)の「明日は変えられる」プロジェクト、コーチングアワード受賞(2010年)、田辺三菱製薬のキャリア形成支援厚生労働大臣賞受賞(2014年)経験あり。経験を理論に、理論を実践にがモットー、個人・組織・社会の三方良しが教育方針。神戸大学大学院金井壽宏教授に師事し、コミットメント、モチベーション・キャリアが専門分野。神戸大学ビジネスカリキュラム策定委員、神戸大学MBA 人材育成構想委員の経験も持つ
経営戦略に資する人事戦略とは何か。銀行員として、経営戦略についていくつもの事例に接してきました。また製薬会社の人事部門の責任者として、人事戦略とは何かを体感してきました。働きながら人事戦略のいろはを学び、経験を理論に、理論を実践に活かし、持論(言語化)に昇華することを学んできました。残念ながら、昨今の人事部門は仕事の効率化・細分化に捉われ、全体を俯瞰できる人事のプロフェッショナルが激減しています。また人的資本経営の情報開示の義務化に備え、何をすればよいのかわからないという問い合わせを、多くいただいています。日本的経営の心臓部である人事部門の再興のために、今回一念発起し、本プログラムの総監修を引き受けることといたしました。是非、人事のHRBP、CHROを目指す方たちが集い、学びの場となることを祈念しています。
株式会社プレセナ・ストラテジック・パートナーズ
代表取締役社長・グローバルCEO 高田 貴久
東京大学理科Ⅰ類中退、京都大学法学部卒業、シンガポール国立大学EMBA卒業。アーサー・D・リトル、マブチモーター 経営企画部、ボストン・コンサルティング・グループを経て、創業。問題解決などの思考領域に軸足を置くが、創業社長引退後のマブチモーターにおいて経営企画として全社の目標管理(MBO)制度構築、組織KPI設計などを手がける。プレセナ創業後はミッションに掲げる「心のふるさと」を目指し、HR領域においてもユニークな施策を数多く展開。その結果、17年連続成長、年間退職者1名未満、年間休日150日以上、平均年収1000万円以上の組織を構築。10年以上の学生向け就活支援の実績もあり就活本も刊行
いつもは「思考系領域の高田」なのですが、この講座では初めて「創業者の高田」という観点から皆さまにお話をしたいと考えています。私はコンサルという経営戦略側の立場からキャリアをスタートさせました。しかしマブチでは、戦略だけでは人や組織は動かず、大きな仕事は成し遂げられないことを目の当たりにし、HRMの重要性を痛感しました。当社はお陰様で今、グローバルで100名を超える規模に成長しました。しかしその歴史はずっと「経営として思い描くこと」を、いかに「組織として実現するか」の模索でした。私は元が「人事」ではなかったからこそ、「人事の世界」では非常識なことを多々行ってきました。例えば給与は全員に公開、社員は自分で所属組織を選べ、上司は部下に裁量給を直接払うことができる、など。
本講座では「経営に資する人事」とは何かについて、経営側の視点と、HRM側の視点から、私の拙い体験談も含めて皆さまにお伝えできればと考えております。ご参加をお待ちしております!
データで見る
課題解決HRBP®認定講座
個人・法人からのご参加は問わず、幅広い業種や役職の方にご参加いただいており、
受講者がお互いに刺激を受け、異なる視点での学びを得ることができます。
これまでの受講者人数*
参加企業の業種比率
申込経路の比率
役職比率
参加者の声
“ゲストスピーカーをはじめ、理論に加えて実践的な内容が魅力的でした”
大東建託株式会社
人事部 人材開発課 課長
掛巣 仁志 様
“単純な知識と視野の広がりだけではなく、HRBPとしての立ち回り方の習得も”
イオン株式会社
人事企画部
浅田 優介 様
“HRBPとしての道を進む上での軸を定めることができたように思います”
豊通ヒューマンリソース株式会社
組織・人財開発部
加藤 万紀子 様
“異業種の方々と同じテーマを持って交流できたことは大きな財産です”
技研製作所
圧入工法推進事業 執行役員
岡林 紳介 様
“戦略人事のプロとしてキャリアを磨いていきたい方にベストな講座です”
KPMGコンサルティング
Human Capital Development シニアマネージャー
小柴 知砂 様
募集要項
募集対象者 | ・HRBPとして今後、経営課題の解決に関わる方 ・広く「経営」と「人事」についての知見を深めたい方 ・同じ目線・問題意識を持つ人たちのネットワークを広げたい方 |
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開催時期 | 春夏学期 5月~8月 秋冬学期 10月~2月 |
募集人数 | 一次募集 定員20名 二次募集 若干名 |
受講料 | 418,000円(税込) ※講義料、認定試験受験料、eラーニング受講料、会場費などすべて含む |
お支払い方法 | 法人でのお支払い ・・・請求書払い 個人でのお支払い ・・・クレジットカード決済 または 銀行振込 ※インボイス対応の領収書を発行することが可能です |
お申し込み方法 | 当社営業担当に直接ご連絡いただくか、当ウェブサイトよりお申し込みください |
開催日程
次回の開催が決定次第、お知らせいたします
課題解決HRBP®の認定について
資格概要
一般社団法人 生涯学習開発財団後援の「認定課題解決HRBP資格」は、戦略人事のプロとして「人事」と「経営」の橋渡しをしながら経営課題の解決をする力を持つ「課題解決HRBP」のための民間資格です。認定課題解決HRBPは、HRMに関する知識と課題解決力やアルムナイの人脈を活用し、企業全体・関連会社・事業部など幅広い対象向けに経営やマネジメントに関するアドバイスやサポートを行います。
認定試験概要
受講対象 | プレセナアカデミー「課題解決HRBP®認定講座」受講者 |
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受験申請方法 | 講座の修了時点でご申請いただけます |
受験料 | 無料(講座料金に含みます) |
受験申請条件 | (1) プレセナアカデミー「課題解決HRBP®認定講座」の全講座・eラーニングを受講 (2) 自社を含む3社の経営課題に対し、HRBP観点からの課題解決レポートを作成 |
認定後援団体
一般財団法人 生涯学習開発財団 | |
設立許可 | 文部科学省 生涯学習制作局 生涯学習推進課 |
設立年月日 | 昭和58年(1983年)4月1日 |
代表者 | 理事長 佐藤 玖美 |
よくあるご質問
プレセナアカデミー全般に関するご質問
プレセナアカデミー公式サイトFAQをご覧ください
課題解決HRBP認定講座に関するご質問
- サービス全般について
- Q. 対面講義の回は、オンラインでの参加は不可でしょうか?
- A. オンラインでの参加も可能です。対面講義の回についてもハイフレックス型で講義を行いますので、同内容をオンラインで配信いたします。
- Q. 想定している主な参加者はどのような方でしょうか?
- A. 人事の特定分野で実務経験のある若手~中堅の方、マネジメント経験はあるものの人事分野経験の少ない管理職や幹部の方、グループ会社や関連会社に出向して人事の職に就かれた方などを想定しています。
- 講座受講について
- Q. 欠席した場合のフォローアップについて教えてください
- A. 欠席される方のために講義を録画し、PLS(弊社eラーニングシステム)にて後日受講できるようフォローアップする予定です。
- 資格認定について
- Q. こちらの資格は公的なものでしょうか
- A. 資格には「国家資格」「公的資格」「民間資格」がありますが、本資格は「民間資格」となり、財団法人や社団法人などが独自に認定するものです。有名なものだとTOEIC、秘書検定、産業カウンセラー、コーチング資格などがあります。
- Q. 取得した資格の使い道を教えてください
- A. まだ新しい民間資格であるため使い道は広くないのが現状ですが、名刺・プロフィール・履歴書に書くことで、自称ではなく公称の「HRBP」としてご活躍いただけると考えています。
- Q. 講座を修了すると必ず資格認定されますか?
- A. 「受験申請条件」を満たす方については、申請すれば必ず資格認定されます。また業務都合による欠席やレポート提出の遅延など、受験申請条件を満たさない可能性がある場合には、予めご相談をいただければ対応いたしますのでご安心ください。